ICFのプログラムがアツい、MITメディアラボ所長補佐インタビューも必読

ICFのプログラムがアツい、MITメディアラボ所長補佐インタビューも必読

ICFのプログラムがアツい、MITメディアラボ所長補佐インタビューも必読

日本でいま“バイオ”と呼ばれているものは、主に創薬か再生医療のどちらかです。つまり医療の領域に限られています。でもMITメディアラボの建物に一歩踏み込んでみると、バイオはあらゆる研究分野において適用されていることがわかります。インターネットがあらゆる産業のあり方を変えてきたように、これからはバイオがその大きな変化を担おうとしているのです。

Quoted from: 「バイオは自分には関係ないと思っていませんか」林千晶(MITメディアラボ所長補佐):ICF 2015の見どころを語る
http://wired.jp/2015/09/18/innovative-city-forum-2015-2/

 

10月14日(Wed)から10月16日(Fri)まで、六本木ヒルズでInnovative City Forum (ICF)が開催される。ミッションは”Committed to designing the future for global cities and lifestyles”、邦題は「都市とライフスタイルの未来を描く」と掲げられている。

 

これに関連してWIREDが、MITメディアラボ所長、伊藤穰一氏の補佐を務める林千晶氏にインタビューを行っている。内容は、今年のICFの内容が「バイオ」にフォーカスしている点についてだ。

 

詳細は記事の内容を読んでいただきたいが、興味深いのは冒頭に引用した内容。ノーベル賞を受賞したiPS細胞や、先日弊団体のイベントでお呼びしたジーンクエスト社など、確かにバイオは医療に関係するようなテクノロジーが多いように一般には言われている。従来、バイオテクノロジーに根ざして成功したビジネスの多くが創薬などであったことも関係しているだろう。近年にかぎらず、前に大河ドラマの主人公だった黒田官兵衛の家も、目薬ビジネスに成功して頭角を現した家柄であった。しかしながら、よく知られている企業でもバイオテクノロジーに根ざしたビジネスを行っている企業は少なくない。

 

例えば、味の素などはいい例である。食品はバイオテクノロジーの中心的な一角であり、いわば味の素のビジネスは昆布研究からうまれた美味しいビジネスだったわけである。海藻といえば、藻のエネルギーに着目したユーグレナも、食とエネルギーの原料としてバイオテクノロジーの可能性に賭けている。富士フィルムもバイオ系企業だ。富士フィルムは今で言う社内ベンチャーからスタートした会社で、もともとは大日本セルロイド(現在のダイセル)の研究所を前身とするのだが、セルロイド自体まさにバイオテクノロジーの産物である。

 

見方を変えれば、「バイオ」という言葉自体の裾野が広がってきたとも言える。医療系だけでなく、生物、有機化学、農業、あらゆる分野がバイオテクノロジーとして有機的に結合され、新しい社会を実現する一つのムーブメントとみなされるようになってきたのかもしれない。

 

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ICFのプログラムへのリンクも貼っておきます。

ICF プログラム

Day 1 はフルで出る価値ありそう・・・大学の一般教養の授業よりは面白いでしょうね。お時間つくって是非。

 

Writer: げ

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