エチオピアで国立農業バイオ技術研究センターが発足

エチオピアで国立農業バイオ技術研究センターが発足

エチオピアで国立農業バイオ技術研究センターが発足

ここ数年、インターネットの拡大と英語化の進展により、アジアのニュースはだいぶ手に入りやすくなりましたが、アフリカのニュースについてはまだまだハードルが高い現状。今回はそんなアフリカはエチオピアから、バイオのニュースが流れてきました。

 

Ethiopia: National Agricultural Biotechnology Research Centre Inaugurated

(エチオピア:国立農業バイオ技術研究センターが発足しました)

 

このニュースを紹介する前に、そもそもエチオピアってどこにあるかわからなかったので、まずはグーグル先生に訊いてみました。


アフリカ大陸の右の脇腹、なんか社会の教科書で登場する「ケニア」の北側にある国です。ちなみに渋谷の「ケニヤン」というカフェはおすすめです。
今回、設立された研究所は、エチオピアの首都アディスアベバから30kmほど西にある、オロミヤ州ホレタ町にできたそうです。ホレタ町っていい名前ですね。

せっかくなので、新宿駅からどうやって行ったらいいのか調べてみました。

 

成田から一回乗り換えで行けるとのことです。エチオピアをより身近に感じてもらうために、エチオピアの公用語であるアムハラ語を紹介しようと思ったのですが、google翻訳にすら無いレベル。エチオピアの国名をアムハラ語で書くと、የኢትዮጵያ ፈደራላዊ ዲሞክራሲያዊ ሪፐብሊክとなるそうです。

 

* * *

 

さて、本題のニュースの内容に移りましょう。

本年(2015年)の現地時間11月28日、エチオピア農業研究所(The Ethiopian Institute of Agricultural Research (EIAR))は首都近郊のホレタにエチオピアに国立農業バイオ技術研究センターを発足しました。

 

過去には外交官や社会基盤大臣も務め、2013年ごろから首相の政策助言者であるカス・イララ博士(Dr. Kasu Yilala)が発足させたこのセンターは、国内農業の更なる発展のために貢献するとのこと。

 

エチオピア農業研究所の総所長フェンタウン・メンストゥ 博士(Dr. Fentahun Mengstu)は、センターは各種研究を牽引する役割を果たすものであり、農業の生産性向上に貢献する、と意気込みを語っています。

 

センター長を務めるメラク・アレム博士(Dr. Melaku Alemu)によれば、センターは植物・動物・微生物という3つの分野を中心とし、将来的には病気に強い種を開発し、農家に配給したい考えだといいます。

 

ニュースソースはallAfricaという、アフリカの140メディアのニュースを統一的に配信しているサイト。(正確には、元ソースはThe Etiopian Heraldとなるわけですが、現在は停電なのか何なのか、アクセスができない状態です。)

 

ただしこのセンターは、発足したはいいものの、運営するのに必要な専門家あるいは経験者がいないという大きな課題に直面している、ということを指摘して記事は締めくくられています。記事内に引用されている三人の発言もまさに三者三様。とはいえ、成長著しいアフリカ諸国における新しい取り組みであり、またエチオピアは中国とも強い結びつきを持っているので、数年後数十年後に人々をあっと言わせるようなイノベーションが世界を駆け回るかもしれません。

 

近年では「リバース・イノベーション」という言葉も流行し、先進国にはない発想や観点で新しい製品やサービス、ビジネスを創出するケースが注目されています。いま、アフリカで何が起こっているのか。続報が楽しみですね。

 

Photo:”Good Ethiopian Food” by Kanchanadiss投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 4.0 via Wikimedia Commons.
Writer: げ

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