第一回欧州生命科学サプライチェーン共同体会議が開催されました

第一回欧州生命科学サプライチェーン共同体会議が開催されました

第一回欧州生命科学サプライチェーン共同体会議が開催されました

“supply chain”という言葉をご存知でしょうか。日本語に訳すと「供給連鎖」となりますが、そのまま「サプライチェーン」と言われることが多いようです。

例えば、僕らがスターバックスでそれほど美味しくないけれど高額のコーヒーを飲むためには、農家によるコーヒー豆の供給、運搬業者による配送サービスの供給、焙煎業者による焙煎豆の供給、包装業者による豆の酸化を防ぐ包装の供給、倉庫業者による豆在庫管理空間の供給、そして店舗運営者による提供シーンの供給、バリスタによるドリップサービスの供給という連鎖があって、僕らにコーヒーが供給されているわけです。

 

バイオの世界でも、サプライチェーンは重要な問題です。特にバイオ技術によって生み出された製品は、研究室からクリーンな工場へ、そして管理の行き届いた医薬品やコスメ製品へ、あるいは環境に大きく影響を与える農業製品へなど、高度な品質管理と緻密な製品同士の組み合わせが成功しなければ、エンドユーザまで製品が届きません。

 

Bio Supply Chain Management Alliance (BSMA) は、世界的なバイオ分野のサプライチェーンを形成することを目的に創設された団体です。日本語に直すと、バイオサプライチェーンマネジメント協会。その名のとおり、バイオ分野のサプライチェーンをよりよいものにするためのネットワークです。米国サンフランシスコに拠点を置いており、600社以上が加盟しています。

 

今回開催された第一回欧州生命科学サプライチェーン共同体会議 1st European Life Sciences Supply Chain Community Conferenceは、BSMAが初めて欧州で開催したグローバルなイベント。開催地はベルギーのブリュッセルで、19の国から180人のサプライチェーンの役員クラスを招きました。

 

議論の内容はサプライチェーンの構築方法や物流、M&Aのインパクト、昨今のトレンドなど、多岐にわたっています。簡単なレポートがこちらのサイトに上がっています。”BSMA Goes International — 1st European Life Sciences Supply Chain Community Conference — Held in Brussels, May 19, 2016

 

あまり詳細な情報が上がってきていないので雑駁な情報提供になりましたが、これらの記事にあるように、バイオ産業といってもただバイオ素材を開発するのみならず、それを管理し、運搬し、あるいは取引するというところにもさまざまなニーズがあり、ビジネスチャンスがある、ということを感じていただければと思ってご紹介しました。

 

Writer: げ

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Eye catch pic
By Stern – Own work by uploader, cf. Chen, Paulraj (2004), CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4971138

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