バイオデザイン ー微生物の可能性ー

バイオデザイン ー微生物の可能性ー

バイオデザイン ー微生物の可能性ー

こんばんは。みゆです。

今日も夜に更新になってしまいました。。なかなか昼間に更新できなくてはがゆいです。昼間の更新を目指していきたいですね!(たぶん稀にできます)

最近は、気候が春に向かいつつあるのか花粉にやられている毎日です。体調がベストではない日々が続いていますし、インフルエンザが流行しているようなのでこわいですね。今シーズンは予防接種を打たなかった私は、いつインフルにかかってしまうだろうかと少し気がかりです。インフルだけでなくて、風邪もひきやすい時期なので気をつけたいですね。

風邪の原因になるのは細菌ですが、大枠でとらえると微生物という枠組みで括られます。

微生物は、時に「風邪」という形でヒトを攻撃してしまうこともありますが、それ以外の時にはヒトが微生物をうまく利用してしまうことができるのです。

近頃注目されているのが、「バイオデザイン」。

バイオデザインは、いわゆるバイオテクノロジーを利用してヒトの生活に役立てていく様々な方法を総称したものと捉えて良いでしょう。バイオテクノロジーと聞くと、医学的なアプローチを想起する方が多いかもしれません。実際、日本でメジャーになっているバイオテクノロジーの利用は医学的なベクトルに向かっているものが多いです。

医学だけではない、様々な新しい視点でバイオテクノロジーを利用してヒトの生活に貢献していくためのデザイン。

これを、微生物の力を借りてやってみようというのです。

例えば、建築の場面。

私たちは鉄筋コンクリート構造の建造物に囲まれて生きていますが、ある建築家が鉄筋コンクリートの病院と木造の病院とで患者の院内感染率を調査を行ったところ、実は木造建造物の方が低いという結果を得たそうです。「きれいすぎない」環境が、院内感染率を抑えている結果に繋がったのでしょう。

今のような風邪の季節には特に抗菌意識が高まっており、清潔志向の日本では特に「きれい好き」な人が多いですが、時に過剰になってしまいます。

抗菌意識が過剰になると、きれいすぎる環境に体が慣れてしまい、少し細菌の多い環境に行くだけでも病気に罹患してしまいますね。きれいすぎるゆえのデメリットも認識しておくことが、未来の自分のためになるかもしれません。

アートの世界でもしかり。

デザイナーのオロン・カッツは、物にも美の共生があることを認識しました。様々な「美」を、1つの物の中に組み合わせたり共存させたりすることでそれを作り上げる、ということ。

少しややこしいかもしれませんが、美の共存がなければ1つの物体が物体として成立できないことがある場合があるということです。

オロンは実際に、ヒトとマウスの細胞を組み合わせてジャケットを作り上げました。

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この中央のフラスコの中にあるのがジャケットです(画像はWIREDから引用)。

限られた環境の中でのみジャケットとして成立します。なぜなら、このジャケットは生きているから。ヒトとマウスの細胞を組み合わせることで、生きながらジャケットという物体を成立させています。

これも、「生」という美を組み合わせたバイオデザインの一例です。

アートとしてMoMAで展示中に、このジャケットは「死んで」しまったようです。生物としての役目を全うすると、ジャケットとしては成立しなくなる。生物であり、ジャケットでもあった。なんだかピンと来ないような不思議な表現ですが、生きる衣服って面白い。

アートやデザイン、ファッションの分野にも微生物を役立てられる可能性を示した結果ですね。

今回は、建築とアートの2分野について着目してバイオデザインの例を紹介しましたがWIREDにはもっとたくさんの微生物の可能性が語られています。

医学や農学以外にも、ヒトの生活により近い、身近な分野にも微生物をデザインできること。知っておいて損はないと思います。

 

未来がちょっと明るくなった気がします。モノの可能性がさらに広がったので。微生物、良い方向にどんどん利用して今までにはなかった面白さを生み出せるといいですね。

次回もお楽しみに。おやすみなさい。

Writer : みゆ

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